Q:樹状細胞ワクチン療法の効果について教えてください。
〔回答〕
樹状細胞ワクチン療法には三つの方法があり、自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法(自己がん組織樹状細胞ワクチン療法)、がんの特徴を持つ人工物質である人工抗原を利用した樹状細胞ワクチン療法(人工抗原樹状細胞ワクチン療法)、樹状細胞をがんの場所に直接注入する局所樹状細胞ワクチン療法があります。当クリニックではいずれの治療も受けることが可能です。
自己がん組織樹状細胞ワクチン療法と局所樹状細胞ワクチン療法については、国立大学で臨床研究を行っており、臨床的に有益であることが証明されています。当クリニックでは、それらの技術をさらに改良したものを導入しています。
自己がん組織樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、すべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線治療)に無効であった悪性黒色腫(メラノーマ)および甲状腺がんを対象として約3割にがんの退縮や進行の停止を認めました。中にはこぶし大のがんがつぶれた症例も認めています。局所樹状細胞ワクチン療法の臨床研究においても、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法と同様にすべてのがん治療に無効であった頭頸部のがんを対象に、実施された5症例すべてにおいてがんの退縮や進行の停止を認めました。これらはいずれも欧米の論文に掲載されており、科学的な裏付けがされています。
一方、人工抗原樹状細胞ワクチン療法は、世界で多く臨床研究が行われており、当クリニックにおいてもこれらの技術を導入しています。
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